ちりめん細工・舞い猿
師走に突入して早半月。師(先生)も忙しくて走り回るということですから、世の奥様方もお忙しいに違いありません。
ちりめん細工の舞い猿は、神楽を舞っている猿を模した作品で、古作の中にも見ることが出来ます。
高貴な雰囲気の中にもユーモラスなしぐさは、見ていてなんとも楽しい作品です。
むかし子供のころに見た猿回しの装束も、かなり厳かな雰囲気のものが多かったのを覚えています。
何となく猿の顔と装束がアンバランスで、それがまた面白さをかもし出していたのかもしれません。
そもそも猿と人間の付き合いは、災いが去るというところから、厄除け、家内安全を願う動物の象徴だったようです。
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