ちりめん細工。七宝てまりの傘福
傘福は一般的なつるし飾が輪を使うのに対して、笠の先につるし飾を下げて作った、広い意味でのつるし飾の一種です。
七宝手まりは七宝鞠とも言われて、もともと無限の繋がりを意味する七宝の形を表わす縁起物。
特に人と人との繋がりを重視して、人間関係の円満を願ったものと言われています。
一番下には季節のおめでたい作品を下げて、四季を通じて使えるように考えたそうです。
傘福の由来についてはまだまだ未解明な部分が多く、なぜ傘を使ってつるし飾りを作ったのでしょう。
大昔の資料的作品が残って無い上に、一般的つるし飾りと違って、ごく限られた地方のみでしか見ることが出来ません。
山形県酒田市周辺にはその手がかりになるものが残っているそうですが、つるし飾りの一種であることは間違いありません。
ちりめん細工,e-ちりめん優遊館 公式Facebookページ
楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
ホームページにもぜひお立ち寄りください。
松阪ちりめんお細工物の会ホームページへもどうぞ。
会員の作品もたくさんご紹介しています。