七宝袋は直径が10cmほどの大きさで、ちりめん細工の作品の中でも、最もポピュラーな古典的作品の一つです。
この袋もかつては琴爪入れや、小物を入れる袋として、実際に使われていたものです。
七宝という名前の由来については、「七宝手まり」のところにも書きましたのでご覧ください。
この作品の魅力は、なんと言っても赤と黒の取り合わせのコントラスト。
通常かなりきつい色合いになるのですが、そのようなことも無く絶妙の色合いを演出しています。
そして赤い絞りを使った部分が、ふくらみを持っていて、作品の立体感を際立たせています。
ちりめん細工作品の中でも、定番中の定番とも言われる作品ですが、単純な色合いの妙と、立体感がとても魅力的な作品ですね。
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