観賞用の菊は古くから愛好家の手によって改良され、今では色々な種類の花が咲き揃うようになってきました。
古くから作られてきたちりめん細工の菊袋も、花と同じように花弁の形を変えたり、全体の形の捉え方も含めると、これまた沢山の種類が作られてきました。
このつるし飾りには、花弁が中央に向かって盛り上がったようになる、ボリューム満点の「厚物」と言われる菊を模した作品と蕾が取り付けられています。
花弁や花の形だけでなく、その色も多種多様な菊の花は、ちりめん細工の題材にはピッタリかもしれません。
10月ころからのお家のお飾りには、季節感もたっぷりのつるし飾りが活躍することと思います。
拡大した写真も加えます。
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