今の季節にピッタリの梅と鶯に七宝手まりを飾ったつるし飾りです。
梅の花は春を待つ人に向けて咲き始め、別名春告鳥ともいうウグイスは春の到来を歌う鳥として、二つを合わせて「梅に鶯」という言葉が生まれ、昔からよく調和するものの例えの一つとして親しまれてきました。
日本人が描く早春のイメージであり、本格的な春を待つ楽しみを表現した文化とも言える「つき物」なのです。
もっとも実際に梅に集まる小鳥はメジロであって、ウグイスがやってくることはめったにありません。
暖かい春を待つ気持ちをうまく言葉にした「梅に鶯」は、稀にあることを願った日本人の強い憧れの気持ちを表現しています。
この作品もまた、そういった願いを込めて作られたのだと思います。
少し拡大した写真を加えます。
■□■□ 松阪ちりめんお細工物の会 作品展 ご案内 ■□■□
□日時:2月26日(金)→3月3日(木) 10:00→16:30
□場所:松阪市白粉町527番地1 優遊館(駐車場4台)
※3月7日(木)は休まず営業
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