ちりめん細工・椿の編み籠巾着
高さが20cmほどの実用的な大きさの巾着です。
編み籠(籠底)の上には六角つなぎの技法を生かした、今の時期にはぴったりの椿の文様がちりばめられています。
椿の花びらの数が6枚ということはありませんが、いかにも椿の花を連想させる形になっていて、作者の着眼点のセンスをうかがわせています。
そもそも私などはこのちりめん細工に出会うまで、ツバキかサザンカ(寒椿)かの見分けも付かない男でしたが、25年以上もちりめん細工の世界に寄り添っているうちに、今では区別も付くようになりました。
草花や四季折々の行事や自然の事象など、ちりめん細工の世界は日本の季節の移り変わりが持つメリハリを、強く反映した手芸だと言えましょう。
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