ちりめん細工・切りばめ細工の巾着
一見中央の文様はアップリケをしたように見えるます。実はこれ、布を文様の通りカットして、その形の中に縫い込んで作られています。
古作の中にはこの「切りばめ」の技法を使った作品を、数多く見ることができます。
最初に切りばめの作品に出会ったのは鶴亀に松の文様で、その巧妙なできばえからは、染で柄を作り出したものだと思い込みました。
しかし近くに寄ってよく見ると、何と、染ではなくて布をはめ込んで作ってあるではありませんか!これにはまったく驚いた記憶がよみがえってきます。
最近では余り見かけなくなった技法ですが、技術的にも難しい面がある以上に、私には想像できない根気のいる作業も必要なのでしょう。
ちりめん細工の世界は、いつまでたっても驚きが絶えることはありません。
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