ちりめん細工の春駒です。
ちりめん細工の春駒ですが、正確には「春駒袋」と呼んだほうがいいようです。
下の部分が袋になっていて、ちゃんと小さな物が入るようになっています。
ちりめん細工の古作の中でも、具象的なおうまさんの顔そのもので、きりりと引き締まったとても若々しい馬の顔が印象的です。
新春が近くなるとこのような作品を紹介したくなりますね。
さて、「春駒」とは何でしょう。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、鹿児島県の郷土菓子との解説が書かれています。
また春駒という神事にかかわりの深い、郷土芸能が全国あちこちに多いこともよく知られています。
しかしこのちりめん細工の春駒は、若々しくてすがすがしい目の子馬、との意味合いで理解したほうがよさそうです。
(写真は昨年の「松阪ちりめんお細工物の会」作品展より)
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