
ちりめん細工・籠目(かごめ)袋
名前の通り竹で編んだ籠の編み目の文様を模した袋です。
子どもの頃にはどこの家にでもあった竹籠ですが、良く逆さに置いて中には鶏を飼っている姿を見かけました。
この作品のミソは、まさに庭先のそんな風景を連想して作られています。
材料の布にはヒヨコの柄が使われていますから、作者の発想、連想の豊かさには、まったく舌を巻いてしまいます。
少し余談ながら、籠目の文様はまたわが国の家紋にも使われているほか、イスラエル国旗のダビデの星(六芒星)とも同じです。
さらには童謡「かごめかごめ」の不思議な意味の歌詞などなどを考えると、この籠目文様にはもっと深い意味合いが隠されているかもしれません。
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ちりめん細工・桔梗袋
桔梗は6月ころから咲く花ですが、どうしても秋のイメージが強い花です。
古来からの習いどおりまあ秋の花ということにして、お盆が過ぎると何となく季節にお似合いの花になってきます。
ちりめん細工の桔梗袋はいかにもその花をうまく写した古作で、単純ながら強い説得力を持っています。
この作品もまた簡単そうに見える割には、形を整えるのがたいへん難しいそうです。
もともとはお琴の爪を入れたりする小さな実用袋ですが、今の時代には玄関先に飾ったりするのも、秋に向かっての彩が加わってとてもいいのではないでしょうか。
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ちりめん細工・金魚袋
ちりめん細工の金魚袋は、どこが難しいのかは分かりませんが、見た目ほど作るのが簡単ではないそうです。
古作の中に見ることのできる作品も、ボディー部分が同じでもひれや目の形によって、いろいろな変形金魚ができているようですから、その応用範囲は広そうです。
愛玩用金魚の歴史は古く、ちりめん細工が作り始められた頃には、交配によっていろいろな種類の観賞用金魚が作り出されていました。
そしてその優雅な姿かたちをちりめん細工に写した作品も、今でも数多く見かけることができます。
夏の暑い時期に古風な金魚鉢に入れておうちに飾れば、眺めながら少しは涼しく過ごす事ができるかもしれません。
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ちりめん細工・朝顔袋
かつては夏の軒先の定番だったアサガオも、最近ではあまり見かけなくなってしまいました。
けっこう添え木など作る手間もたいへんでしょうから、忙しい時代にそぐわなくなってしまうのも、いたし方のないことなのでしょう。
加賀の千代女の有名な句、「朝顔につるべ取られてもらい水」は、ことのほか夏の朝の情景を端的に現した名作です。
「つるべ」を見たことのない人がほとんどになってしまった今の時代には、あまりピンとこない句かもしれません。
朝顔のつるがつるべに巻きついてかわいそうなので、近くに水をもらいに行ったなんて、いかにも風流を楽しんだ時代の情景描写ですね。
暑い日に外から戻った時など、玄関先に飾られた朝顔袋が目に入れば、ひとときのヒンヤリ感が味わえそうです。
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