ちりめん細工・羽子板
年の瀬も押し詰まり、皆様方もお忙しくされている時期かと思います。
この羽子板は江戸時代に家庭で作られたと思われるものを、お正月のお飾用に復元した作品です。
おめでたい鯛車と羽子板を押絵にした図柄で、家庭でも作りやすく考えたと思われます。
更にこの復元作品を制作した作者は、下地にはまさに江戸時代のものと思われる「江戸ちりめん」を使い、貫禄のある作品を作り上げておられます。
最近ではお正月のお遊びに羽子板を使うことは滅多になくなりましたが、お飾用として絢爛豪華な羽子板が販売されています。
時折こんな質素ではあるけれどしっとり味わい深い羽子板も、お正月飾りにするとまた一味違った雰囲気が醸し出されそうです。
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ちりめん細工・枡ねずみ
出雲の縁起物、俵ねずみからヒントを得て考えた作品です。
俵の代わりに枡を五穀豊穣の祝いに、ねずみを多産で子孫繁栄を招く象徴として捉えた縁起物。
おめでたいお祝いの時や、お正月などの飾りにはぴったりです。
もともとわが国には豊作の実りの穀物は、少々ねずみにも分け与えてやるべしとする鷹揚な考え方があって、このような作品が生まれてきました。
枡の中の穀物はお米や大豆などを代表とする穀物で、農作中心に発展してきた我が国ならではの縁起物の作品の一つです。
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ちりめん細工・舞い猿
師走に突入して早半月。師(先生)も忙しくて走り回るということですから、世の奥様方もお忙しいに違いありません。
ちりめん細工の舞い猿は、神楽を舞っている猿を模した作品で、古作の中にも見ることが出来ます。
高貴な雰囲気の中にもユーモラスなしぐさは、見ていてなんとも楽しい作品です。
むかし子供のころに見た猿回しの装束も、かなり厳かな雰囲気のものが多かったのを覚えています。
何となく猿の顔と装束がアンバランスで、それがまた面白さをかもし出していたのかもしれません。
そもそも猿と人間の付き合いは、災いが去るというところから、厄除け、家内安全を願う動物の象徴だったようです。
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ちりめん細工・鶴亀袋
鶴は千年亀は万年」と言われるほど、鶴と亀は長寿健康を祈る代名詞のようになっている動物です。
その鶴亀を巾着にしたちりめん細工の作品は、古作の中にもずいぶんな数と種類を見ることができます。
単に小物入れ(琴爪入れ)など本来の用途のほかに、おそらくおめでたい時のお飾りにしたのか、あるいはお年寄りの長寿健康を祈るお守り的存在であったものと思われます。
もともとちりめん細工でお飾りとして使われてきた古作は、節句やお正月などに合わせて作られてきたものが多いことから、この作品はお正月のお飾りにも持って来いの作品と言えます。
季節感の強いちりめん細工の作品たちですが、節句などにもぴったりの作品はより強い季節感とともに、人々の幸せを願う気持ちがこめられています。
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