ちりめん細工・みみづく袋
ミミヅク(ミミズク)とはフクロウ科の中でも、羽角(うかく、耳のように見える部分)があるものの総称だとのこと。
よく見ればこのみみづく袋にも、かわいらしい耳が付いています。
私なら「ふくろう袋」と名づけてしまいそうなところを、ちりめん細工を極めた人の頭脳では名前にもこだわって、「一ひねり」したかったのでは。と、勝手な想像をしています。
よく見るとボディーの部分はまつかさ袋をヒントにヒダが下がっていて、いかにもミミヅクらしさ?を演出しているようです。
すこし大きめに作らた頭とまん丸で優しそうな目は、猛禽類の鋭さを可愛らしさに変貌させているのもさすがというほかありません。
ちりめん細工作品はほかの作品がヒントになっていたり、またその技法を取り入れて新しいものを創造していくところにも、見る者にとっても大きな楽しみを提供してくれます。
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ちりめん細工・笛吹き童子
朝夕肌寒さが増してくると、笛吹き童子の季節。自分の頭の中では、冷たい風と笛吹き童子が街に現れる季節が、どうしてもオーバーラップしてしまいます。
もっとも現実にはまったくありえない話ですが…..。
キリッとしたまなざしがいかにも強い男の子をイメージし、男の子は逞しくあってほしいという世の親の願望が強く現れている作品です。
ところでこのボディーですが、基本はお猿です。
このようなお猿は雛人形の原形といわれるものとほぼ同じで、いろいろな作品にも応用されています。
えっ?お猿と人間を一緒にするな?
ごもっともな話ですが、お猿の中には人間と祖先を同じくするものもあるようですから、ここは仲良く暮らしたいものです。
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ちりめん細工・這い子人形
ちりめん細工の「這い子」には、少なくとも3種類のパターンがあって、これは上部が袋になっていないタイプのものです。
古作の中でも最も人気の高い作品ですが、そのかわらいらしい姿には、やっぱり魅せられるものが備わっているように思います。
目や口は糸で表現したり、また墨などを使って描いたりしますが、どの方法にしてもかわいらしく、そして表情豊かなお顔が表現されています。
いずれにしても少しのことで表情が変わりますので、そのあたりがちりめん細工の醍醐味かもしれません。
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ちりめん細工・熊手
この作品は「和布クラフト」創刊号(パッチワーク通信社)にも紹介されています。
高さが30cmほどもある、大きくて豪華絢爛な作品です。
毎年11月の酉の日になると、各地の神社で行われる祭礼には、門前に立つ酉の市ではこの熊手が縁起物として売られているところも多いと思います。
特に関東の地には多いと聞きます。
そしてお正月の初詣の縁起飾りとしても、お目にかかることが多いですね。
さすがに年の瀬も迫ってくると、誰しも来る年の繁栄、平穏無事をひたすら祈りたいものです。
縁起物としての招き猫、福助や鯛、そして小判に打出の小槌に始まって、「大入り」の看板もあるぞ!
やっぱりこの時期、ふところが暖かいほうがいいですものね。
そんな願いがいっぱい詰まった熊手です。
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