ちりめん細工・手つなぎ人形袋
男の子と女の子が手を繋いで、お遊戯をする姿をとらえた古作だと言われています。
手つなぎ人形袋にはこの2人のものと、5人が手を繋いだものの2種類が、江戸時代から作られてきました。
中でもこの2人が手を繋いだ作品は、大小さまざまの大きさの古作が現存していて、それぞれ可愛らしい表情が人気の作品です。
今の時代になってもこの作品は、お顔の表情や髪の毛の作りなどを除いて、昔のままの姿が継承され続けています。
それだけ作られた時代から、完成度の高い作品であったということができそうです。
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ちりめん細工・子供奴巾着
ちりめん細工の子供奴巾着は、直径が15cmのほどの大きさで、裏側にはちゃんと物を入れる袋が付いています。
たぶんお子さんのお守り袋などを入れたものと思われます。
奴といえば、私だって知っていることがたくさんあります。
参勤交代の折、あの毛槍をもって独特の装束をまとった家来がそうですね。
もともとは武家の家僕のことをさした言葉ですが、この「やっこ(奴)」と言う言葉がつけられた言葉もまた多いのです。
たとえば「冷やっこ」、「やっこ凧」、そして花街の芸者さんにも「○○奴」などなど。
そして三人称で他人をさして、「やっこさんは・・・・」という言い方もします。
ところでなぜ冷やっこと呼ぶか知っていますか?
やっこの装束には四角い家紋(釘抜き紋という)が付いています。
冷たい豆腐を四角く切った料理が、「冷やっこ」と呼ばれるようになったそうですよ。
いろいろお話をしだすと長くなりますのでやめておきます。
子供奴巾着を考え出した武家の女性は、まだ幼い家僕の後姿がとってもかわいらしかったので、それをちりめん細工の作品に映したそうです。
なんとなくわかるような気がします。
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ちりめん細工・柿袋
秋が進んで柿がたくさんお店に並び始めました。
子どもの頃から近くに生えている柿の実は、その殆どが渋柿だと教えられてきましたが、まったくその通りです。
うっかり食べようものならその渋さには、口の中がゆがんでしまいそうです。保証つきの甘柿以外は、口にしないほうが身のためです。
さてこの柿袋、右側はいくぶん熟した柿に見受けられますが、左側の柿はまだ少し色付きが足りないような感じに出来上がっています。
この柿袋の作者はいったい何を考えて作ったのでしょうか。まことに興味深いところですね。
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ちりめん細工・糸巻き人形
糸巻きを持った小さなお人形です。
ボディーはお猿っ子などと同じような形の応用ですが、糸巻きを持たせることで全く違う作品のように見えてくるから不思議です。
このお人形、お子さんが大きくなった時に、お裁縫が上手になりますようにとの願いを込めて考えたとのこと。
最近の若い人たちの中には、縫い物をしたことが無い人もいるようですから、せいぜいお裁縫のお勉強もして、ちりめん細工の技術を伝承していって欲しいものです。
小さな子供を表現するときには、顔が少し大きめのほうが可愛いですね。
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