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ちりめん細工・姉様人形
「あねさま」とはもともと若い女性や花嫁をさす言葉。
市松人形が子供なのに対して、姉様人形は大人の若い女性を人形にしたものということになります。
少し首をかしげたその姿は、私には恥ずかしさかあるいは憂いを含んだ表情とも理解できます。
さてそれはどちらか判断しかねますが、皆様方はどのようにお感じでしょうか。
いつも思っていることですが、江戸時代に作り出されたと考えられる市松人形が、なぜ八頭身以上もありそうなスラリとした姿をしているのでしょう。
まことに失礼千万ながら、大昔の日本女性には見られなかった体形で、かつ当時の美しい女性の象徴のようなものでもありません。
スラリとした姿の人形は、市松人形を最初に考えた人の空想上の憧れだったのかもしれません。
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ちりめん細工・指貫
お干菓子のようにきれいに箱に並べられたのは、ちりめん細工の指貫です。
指貫の布の部分はちりめんの耳の部分を使い、芯はたぶんボール紙を使ってあると思います。
材料をこういうふうに使うことができると、とにかく小さな端切れでも捨てることができません。
そもそもちりめん細工の生い立ち自体が、端布の有効活用にあったわけですから、これぞ究極のちりめん細工ということができそうです。
いろいろな指貫を揃えて気分によって使い分けるのも、これまたちりめん細工作品制作の醍醐味というものでしょう。
もっとも最近は運針そのものをする機会がなくなっているとも聞きますから、そうなると指貫そのものが必需品ではなくなっているかもしれません。
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ちりめん細工・うさぎ人形
季節はもう秋。涼しい秋の気配が忍び寄って来るはずですが、今年はいかがなものでしょう。
秋と言えばやっぱりお月見。
どうもうさぎのイメージはお月様と重なりあって、ちりめん細工の世界でもお月見との相性がよさそうです。
うさぎ人形はちりめん細工作品の中でもかなり人気が高く、やっぱりかわいらしいのが人気の秘密。
顔もボディーも綿を詰めて作ってあるそうで、作品によって表情や体格も個性豊かです。
見ているだけでも楽しくなる作品の一つですね。
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ちりめん細工・思い出袋
ちりめん細工の思い出袋は手つなぎ人形袋とも呼ばれることがあります。実用的な巾着として使える大きさですから、中にはたっぷり物を入れることが出来ます。
6人の子供が手をつないで袋を取り囲んでいて、後ろ向きに取り付けてありますから、顔の表情を見ることはできません。
背中にはちゃんと背守りまで付いていて、後姿が何とも可愛らしい表情を作り上げています。
さてこの袋になぜ「思い出袋」という名前をつけたのか。いくら考えても分かりませんし、またヒントも見つかりません。
ちりめん細工の古作の名称は考え出した人の感性によっても、思いがけない名称が付けられているのが興味深いところです。
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ちりめん細工・立ち子人形袋
でんでん太鼓を持った姿の立ち子人形袋は、なぜ「立ち子」と呼ぶのでしょう。
この呼び名については随分調べてみましたが、いまだに分からないままになっています。
胴の部分は袋になっていますが、古作などを拝見しても紐のつけ方から想像するに、実用的な袋ではないように思えます。
お部屋の飾りなどにおいてみるとなんとなく不思議な雰囲気を持っていて、お雛様の飾りに加えてあげても、それほど違和感がないように思えます。
ちりめん細工の古作の中には、その名の由来が良く分からないものもあって、何かと想像を膨らませるには格好の材料です。
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