ちりめん細工・梅巾着
本格的な梅の季節が近づいてきました。
ちりめん細工の作品はかなり季節感の強いものが多い中、とりわけ春を告げる先駆けになる梅の花は、その最たる古作の代表作です。
後ろ側が袋になっていて、お守り袋などに使われていた実用的な作品です。
今の時代にはお守りを入れて、キーホルダーやバッグに下げる飾りにも活躍しそうです。
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ちりめん細工。七宝てまりの傘福
傘福は一般的なつるし飾が輪を使うのに対して、笠の先につるし飾を下げて作った、広い意味でのつるし飾の一種です。
七宝手まりは七宝鞠とも言われて、もともと無限の繋がりを意味する七宝の形を表わす縁起物。
特に人と人との繋がりを重視して、人間関係の円満を願ったものと言われています。
一番下には季節のおめでたい作品を下げて、四季を通じて使えるように考えたそうです。
傘福の由来についてはまだまだ未解明な部分が多く、なぜ傘を使ってつるし飾りを作ったのでしょう。
大昔の資料的作品が残って無い上に、一般的つるし飾りと違って、ごく限られた地方のみでしか見ることが出来ません。
山形県酒田市周辺にはその手がかりになるものが残っているそうですが、つるし飾りの一種であることは間違いありません。
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ちりめん細工・枡に鶴亀
枡の中に松の木を置き、鶴亀を飾った飾り枡です。
枡は計量のための道具であると共に、お祝いの時などにお酒を飲むための酒器(祝枡)でもあります。
そんなところから枡は、お目出度い時に使う道具としての認識が広がりました。
この飾り枡も縁起のいい鶴亀に松を入れて、長寿健康や家族円満を願う縁起物のお飾です。
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