ちりめん細工・笛吹き童子

ちりめん細工・笛吹き童子

 

 

北風が強く吹く頃になるとちりめん細工の笛吹き童子が目に浮かび、ついついこの時期にご紹介したくなってしまいます。
笛吹き童子そのものが、木枯らしの季節のものであるかどうかは分かりませんが…..。

 

この作品のボディーは「猿」で出来ています。実はちりめん細工作品の中には、同じように猿をボディーとして使ったものが多く、ボディーの基本の一つにもなっています。

 

皆様方は「雛人形」の原型がどんなものであったかご存知の方も多いと思いますが、歴史上で知りうる「雛人形」の原型の中の一つとして、まさにこの猿(さるぼぼ)もその一つと考えられています。
これは這子(ほうこ)とも言われ、そういう意味では這い子(はいこ)もこのさるぼぼからの延長であるかもしれません。

 

 

 

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ちりめん細工・籠底(かごぞこ)の巾着

ちりめん細工・籠底(かごぞこ)の巾着

ちりめん細工・籠底(かごぞこ)の巾着

 

初めて籠底の巾着の古作を拝見したのは、もう20年以上も前のことになります。
100年以上を経過したと思われるその作品は、色あせて形も少し崩れていましたが、作られた当時の新鮮さを彷彿させてくれる籠の部分の色合わせの妙が、何とも強く印象に残っています。

 

籠底は明治の末から大正にかけて流行したもので、底を竹や籐、フジのツルで編み、上の部分が布で作られた袋物です。
当時の女性たちもまた、流行を取り入れることには熱心だったようで、底の部分をちりめんなどの布に和紙などの芯を入れて、籠底の代わりに編んで作りはじめたのです。

 

この作品の底の部分は五角形に作られているのですが、古作の中には六角形のものも見受けられます。
作者によると六角形のものは、作るのがとても難しいとのことです。

 

 

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ちりめん細工・猫の針山と指貫

ちりめん細工・猫の針山と指貫

ちりめん細工・猫の針山と指貫

 

猫の針山一つに、指貫をたくさん作って、お菓子のようにきれいに箱に詰めてあります。
しかも風車の押絵が付いた箱の蓋は、透明のプラスティックを使い、中が見えるようになっています。

 

針山の下の部分は指貫を大きくしたもので、材料の布は布の耳の部分を使ってあります。

 

この作品は飾物に作ったということですが、実際にはどれも実際に使うことができます。
ちりめん細工が、飾ってよし、使ってよしの、「用と美を兼ねた」手芸作品と言われる所以も、このあたりに潜んでいます。

 

 

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ちりめん細工・這い子人形

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ちりめん細工・這い子人形

 

ちりめん細工の「這い子」には、少なくとも3種類のパターンがあって、これは上部が袋になっていないタイプのものです。
古作の中でも最も人気の高い作品ですが、そのかわらいらしい姿には、やっぱり魅せられるものが備わっているように思います。

 

目や口は糸で表現したり、また墨などを使って描いたりしますが、この作品には目や口がありません。
いろいろな人形の中にも目や口が付いていないものもありますから、無くてもお顔の表情は何となく読み取れるものです。

 

いずれにしても少しの仕草で全体の表情が変わりますから、そのあたりがちりめん細工の醍醐味かもしれません。

 

 

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