姉さま人形が大人の女性であるのに対して、市松人形は女児を現すお人形。もちろん男児の市松人形もあります。
もともと着せ替え人形の一種で、衣装を着けない裸で売られていたらしく、衣装は縫物のお稽古を兼ねて、買った人が作るのが普通であったのです。
ところでなぜ市松人形と呼ばれるようになったかは、あまり定かではありません。
そもそも玩具としての役割を持っていましたから、壊れやすいために次第に観賞用として着せ替えのできないものが増えたそうです。
アメリカから友好親善のためにやって来た青い目の人形に対して、その返礼として渋沢栄一らが中心になってアメリカに贈った、58体の市松人形(答礼人形とも言う)のことは余りにも有名な話です。
ちりめん細工,e-ちりめん優遊館 公式Facebookページ
楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
ホームページにもぜひお立ち寄りください。
松阪ちりめんお細工物の会ホームページへもどうぞ。
会員の作品もたくさんご紹介しています。