ちりめん細工・市松人形
姉さま人形が大人の女性であるのに対して、市松人形は女児を現すお人形。もちろん男児の市松人形もあります。
もともと着せ替え人形の一種で、衣装を着けない裸で売られていたらしく、衣装は縫物のお稽古を兼ねて、買った人が作るのが普通であったのです。
ところでなぜ市松人形と呼ばれるようになったかは、あまり定かではありません。
そもそも玩具としての役割を持っていましたから、壊れやすいために次第に観賞用として着せ替えのできないものが増えたそうです。
アメリカから友好親善のためにやって来た青い目の人形に対して、その返礼として渋沢栄一らが中心になってアメリカに贈った、58体の市松人形(答礼人形とも言う)のことは余りにも有名な話です。
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ちりめん細工・紫陽花袋
ちりめん細工のあじさい袋は、直径が15cm弱の大きさで、ちゃんと物も入る袋になっています。
この作品は「松阪ちりめんお細工物の会」の教室のお稽古でつくる作品ですが、一辺が2cm正方形の布を、何と264枚もつなぎ合わせるそうです。
鬱陶しい梅雨の時期に、少しでも気分を和ませてくれる紫陽花。
皆様も花を愛でるだけでなく、ちりめん細工の紫陽花をつくって、お部屋の飾りにされたらいかがでしょうか。
エッ! つくる手間を考えただけでも鬱陶しくなるですって。
まあそんなことをおっしゃらずに、雨の日などおうちで過ごす時にでも、ぜひつくってくださいな。
出来上がったときには、きっと気分が爽快になること請け合いですよ!(笑)
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ちりめん細工・薔薇袋
街中のお家の庭からも、薔薇の香りが漂って来る時期になってきました。
薔薇は長期にわたって改良が加えられてきただけに、種類も多くて華やかさと良い香りが人々を魅了し、花の中でも特別な存在。
そして英国貴族家の家紋(記章など)にも使われていただけあって、高貴な花としての地位も確立されているようです。
そんな薔薇の花を表面にびっしり埋め込んだ、ちりめん細工の薔薇袋です。もちろん高さが20cm程度ですから、実用にも持って来いの大きさ。
しかも使うちりめんの色柄によって、無数の新種の薔薇が生まれるところなどは、やはり人気の高い作品たる所以です。
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ちりめん細工・花菖蒲袋(あやめ袋)
そろそろアヤメの開花の情報が伝わってくる時期になってきました。
一般的にはハナショウブのことをアヤメと呼んでいる地方も多いことですから、「あやめ袋」と言ったほうが分かりやすいかもしれません。
ところで「いずれがアヤメ?カキツバタ?」などと、区別のつきにくい例えに使われる言葉ですが、アヤメとカキツバタの見分け方を、賢明な皆様方はご存知ですよね。
恥ずかしながら私はちりめん細工の教室で、この花菖蒲(アヤメ)袋を見てから初めて区別を覚えました。
この際ご存じない方がありましたら、ぜひ調べてみてください。
花菖蒲は三重県の県花でもあり、これからの時期はあちこちで見ることができるようになり楽しみですね。
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ちりめん細工・傘福
端午の節句に因んだ鯉、兜、熊に金太郎などの作品を吊るした傘福です。
お孫さんのために端午の節句に飾るのに作ったそうです。
傘福もまた、つるし飾りと同じように、お祝いや節句などに飾る飾り物です。
伊豆稲取の「雛のつるし飾り」や九州柳川の「さげもん」などの、輪を使って作品を下げる代わりに傘を使ってあります。
傘福は特に地方色が強いようで、現在では山形県酒田市近辺にしか残っていないようです。
いずれにしてもお祝い用として、桃の節句などに作られてきたつるし飾りです。
5日は端午の節句。お子様の健やかな成長をお祈りいたします。
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