先週ご紹介したつるし飾にした桜袋です。
一見ごく一般的な古作の桜袋に見えるのですが、花弁の先端にご注目ください。
古作の流れの桜袋も、花弁の先端の丸味と鋭い切れ込みを作るのが大変難しいようで、簡単そうに見える袋も実はきれいに整えるのがたいへんです。
この桜袋は花弁の真ん中で継いで、より先端の切れ込みが鋭くなるよう考えたものです。
細かいところに拘ると次から次へと工夫を重ね、古典を継承した新しい作品が出来上がっていく、実に奥の深い世界です。
ちりめん細工,e-ちりめん優遊館 公式Facebookページ
楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
ホームページにもぜひお立ち寄りください。
松阪ちりめんお細工物の会ホームページへもどうぞ。
会員の作品もたくさんご紹介しています。