ちりめん細工・立ち子人形袋
袋の中にお顔の部分を入れ込んだ作品です。
以前から考えているのですが、何故「立ち子人形袋」と言う名称が付けられたのかが良くわかりません。
実際にはお顔を取ればちゃんと袋になるのですが、やはりお飾りと考えた方が無難なような気がします。
古作の中でもあまり拝見する機会が無いので、名称の背景を探る手がかりがありません。
昔農作業などをする時に小さな子供を寝かせた籠(イジコ等々の呼び名あり)の中にいる、這い這いする前の子供の姿にそっくりです。
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ちりめん細工・きつね袋
きつねの顔を小さな袋にした作品です。
このお顔はお稲荷さんのきつねの顔によく似ていて、おそらくそのお顔がモチーフになっているかもしれません。
食べ物できつねうどんやお稲荷さん(稲荷寿司)と言えば「油揚げ」。
きつねが本当に油揚げが好物かどうかは定かではありませんが、偶然とはいえきつねと油揚げの関係は切っても切れない関係にあります。
あまり関係の無い話になってしまいましたが、この作品も江戸時代から作られてきた古作の一つです。
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ちりめん細工・柿袋
柿の実が色付いて収穫が始る時期になってきました。
柿の実をモチーフにした柿袋は、いかにも「柿」とういう形をしていて、実とそっくりです。
柄の布を使うことによって表面の傷の表情や、熟しすぎた感じなどが表現されて、様々な表情を作り出します。
お尻の部分にはくくり猿をあしらったりすると、また面白みが増してきます。
秋の季節感を代表するする古作の流れを継ぐ、見事なちりめん細工作品です。
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ちりめん細工・笛吹き童子
キリッとした目がいかにも清々しい笛吹き童子。
笛吹き童子は昭和28年に放送されたNHKのラジオドラマの主人公ですが、その主題歌を覚えてみえる方も多いかと。
笛吹き童子によく似た作品は古作の時代からあったようですから、ドラマの時代が室町の頃のことを考えると、昔から笛吹き童子伝説のようなものがあったのかもしれません。
もっとも古作の時代に、この作品が笛吹き童子と呼ばれていたかどうかは定かではありません。
胴長に作られたボディーはお猿で、雛人形の原形と言われているものにそっくりです。
このボディーは胴や手足の長さを調節したりして、色々な作品のボディーとして応用されてきました。
良く見かける「猿ぼぼ」や「くくり猿」なども、このボディーの応用です。
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