犬張子のルーツには諸説あるようですが、いずれにしても「守り神」的存在であることに間違いありません。
空想上の狛犬ルーツ説より、私には平安時代からの宿直犬(とのいいぬ)ルーツ説のほうが、より身近に感じられてなりません。
宿直犬はこのブログでもご紹介している「犬筥」のことで、安産祈願のために産室に置かれていました。
犬は出産が軽く子犬の成長が良いということで、産室に置く風習が始ったと言うことが定説になっています。
犬張子は江戸時代になると女の子の出産祝いや雛祭りの飾りに、実家からの贈り物としても使われ始めたようです。
江戸後期になってちりめん細工が始められると、見事に布(ちりめん)で作ったものが創作され、紙の張子より優しい風合いが人気を集め始めました。
■□■□ 松阪ちりめんお細工物の会 作品展 ご案内 ■□■□
□日時:3月8日(金)→3月12日(火) 10:00→16:30
□場所:三重県松阪市白粉町527番地1 優遊館(駐車場4台)
※期間中は休まず営業
松阪ちりめんお細工物の会作品展の詳細はここをクリック ↓
ちりめん細工,e-ちりめん優遊館 公式Facebookページ
楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
ホームページにもぜひお立ち寄りください。
松阪ちりめんお細工物の会ホームページへもどうぞ。
会員の作品もたくさんご紹介しています。