ちりめん細工・桧垣袋
桧垣はもともと檜の薄板を、網代に編んで作った垣根の薄板。細い材料を編んだものは天井などにも使われています。
この桧垣の編み目は文様にもなって、染や織にして衣類などの布地にも使われています。
桧垣袋は桧垣模様を作品に写したもので、恐らく江戸時代には既に作られていた古作のひとつです。
ちりめん細工の復活、古作の復元活動が盛んになった昭和40年代終わり頃には、様々な古作をもとにこの道の諸先輩によって復元活動が行われました。
もちろん桧垣袋もそのうちの一つですが、単純な文様ながら色の組み合わせによっては、変化に富んだ作品が出来上がるのが楽しいところです。
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ちりめん細工・姉様人形
市松人形が子供の姿を写したお人形に対して、姉様人形は花嫁姿を模ったお人形です。
千代紙で作られた姉様人形は、全国各地に特色あるお人形が引き継がれていて、中には串飾りになった物まで見かけることがあります。
一般的にお顔が小さくそのスラリとした姿は、やっぱり市松人形と大きく違うところ。
しかも言わば10頭身美人のような姿の日本人は、市松人形が主に作り始められた江戸時代には、男女を問わずまず存在しなかったはずです。
それが何故このようにスラリとしたお人形になったかは、まったく不思議で仕方がありません。
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ちりめん細工・七宝手毬の傘福
七宝手毬を主にして、糸巻き人形を吊るした傘福です。
傘福も「雛のつるし飾り」や「さげもん」と同じように、お祝い事や節句の時に飾られた吊るし飾りの一つです。
傘福については昔のものがほとんど残っていないようで、歴史的な背景や地方的な特色などは余り良く分からないそうです。
唯一山形県酒田市にはまとまった資料的作品が残っていて、傘福の由来について少しはうかがい知る事が出来ます。
それでも何故傘に吊るし飾りを付けたかについては、やはり謎が多いのも事実です。
お祝い事の時などには立派な傘福を飾って、みんなでお祝いをしたことが想像されます。
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ちりめん細工・手つなぎ人形袋
古作の中でも人気の高い作品です。
最初に同じ古作を拝見した時には保存状態も良く、その美しさと造形の見事さに目を奪われたものです。
一般的にはこの2体の人形で作られた物と、5体で作られたものがありますが、いずれにしてもたまわらない可愛らしさが備わっています。
もともと実用的な巾着として考え出された作品ですが、最近では小さくしてお飾り用に作られたものも多くなってきました。
そしてこの作品は1枚の布から男女をうまく断ち合わせてあって、男女のバランスがうまく取れた見事な作品に仕上がっています。
最近では男女両方をうまく取れる古布ちりめんが少なくなって、だんだん本格的な作品が作りにくくなって来たのが残念でなりません。
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