本物のホオズキと同じように、ちりめん細工のほおずきは色々な表情を見せてくれます。
真っ赤に色づいたもの、表面の皮が枯れて中の繊維部分が見えてきたもの、などなど作者の感性は、ほずきの持つ雰囲気を的確に捉えています。
もちろん「へた」の部分から袋になっていて、小さな宝物を入れることができます。
先日近所のお子さんが、おばあちゃんにほおずきの笛のつくり方を教えてもらっていました。なつかしい光景です。
今でもこういうものをつくることが、子供たちに伝えられています。嬉しいですね。
それにしてもあのほおずきの中身は苦かった。独特の「苦さ」でした。
思い出しているだけで、口の中が苦くなってくるような気がします。
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