ちりめん細工・にわとり袋
ちりめん細工の鶏袋です。
雄鶏と雌鳥のつがいが仲良く並んでします。
この作品を見るといつも思うのですが、鶏冠(とさか)とあごの部分の肉髯(にくぜん)が、いかにもにわとりらしさを表現していて、ちりめん細工の具象的作品の中でも最もその雰囲気を再現しているといえるでしょう。
鶏はもともと野鶏を家禽化したものですが、洋の東西を問わず「朝を呼ぶ鳥」のようです。
わが国ではその泣き声を「コケコッコー」と表現するのが一般的ですが、いったいいつごろからそのような表現をするようになったのでしょうか。
ところが同じような泣き声でも英語圏の国では「クックドゥードゥルドゥー」、フランス語では「ココリコ」と表現します。
鶏の鳴き声も人間の耳も同じはずですが、さてどうしてこのようになったのか、不思議で仕方がありません。
どうでもいい話をしてしまいましたが、鶏袋は鶏の表情をまったくうまく表現したちりめん細工の作品の一つだと思います。
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ちりめん細工・薔薇(ばら)袋
道を歩いていると、近くのお家の庭からとても甘ぁ~いバラの香りが漂って来る時期になりました。
ちりめん細工の薔薇袋は直径20cmほどの大きさで、巾着としての実用も兼ねる大きさです。
薔薇袋といっても、結構いろいろな形のものがあるそうで、この作品はかなり複雑な仕組みで作られています。
バラは品種改良によってたくさんの種類があるのと同じように、この袋の材料に使う色柄と作る人の個性によっても、様々な色合いのものが出来上がりそうです。
バラの花束を上から覗き込んだように見える薔薇袋の姿は、とても豪華に仕上げられています。
豪華さと清楚な雰囲気も兼ね備えたバラの花は、何か周りがパッと華やかになる雰囲気を持っています。
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ちりめん細工・市松人形
姉様人形が花嫁姿の女性をモデルにした人形なのに対して、市松人形は子供を題材にしたお人形です。
ちりめん細工の市松人形のお顔やボディーは、綿を詰めただけでできています。
ですから顔立ちや表情も、作品ごとに全くさまざまで、それが見るほうにとっては何とも楽しいポイントの一つ。
ふっくらした頬とおちょぼ口が、何ともかわいらしい表情を作り出しています。
市松人形はもともと「着せ替え人形」だったようですから、違う着物を着せてみたらどうか、などと想像してしまいます。
でも現実にはそう簡単にいかないようですから、見るものの願望だけでは作者におしかりを受けてしまいそうです。
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ちりめん細工・熊に乗った金太郎
今日は端午の節句。
そのお飾りには昔から「付き物」の熊に乗った金太郎。
金太郎伝説をもとに作られたちりめん細工の作品です。
童話の中で金太郎は相模の国足柄山でからだを鍛え、熊と相撲をとって勝ったので、このように熊を家来にして熊に乗って遊んだなどなど、楽しいお話がたくさん残っています。
いずれにしても金太郎は強い男の子の象徴で、昔からこんな強い男の子に育って欲しいとの願いをこめて、端午の節句のお飾りに加えられたのでしょう。
ちりめん細工は季節の花鳥風月を題材にした作品から、童話や民話などから想像した物語性のある作品までつくられていて、時節柄ともマッチしてほんとうに楽しい世界です。
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