鶴に松竹梅や季節の花をつまみ細工や押し絵で埋めた、おめでたい作品です。
適当なタイトルをつけてしまいましたが、この作品は出産、婚礼、お正月などなど、おめでたい時に届けるお干菓子の詰め合わせをイメージしたものと思われます。
蓋の裏は全面に末広の押し絵で、中にも末広と熨斗を使って四季の花を配した意匠も見事です。
ちりめん細工は縫うことが基本の手芸ですが、加えてつまみや押し絵を配することによってより深みを増した作品は、江戸明治の時代から数多く見受けられます。
お正月などのお飾りには全く申し分の無い作品が出来上がりました。
蓋にも熨斗の押し絵が。
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