掻巻からうつ伏せになってちょこんと顔を出した子供の姿が、いかにも可愛らしく表現されています。
最近ではほとんど見られなくなった掻巻は、袖の付いた掛け布団で、肩の辺りまですっぽりかぶれて、首筋から肩にかけてがとても暖かく考えられています。
祖父が一時期愛用していましたから、中にもぐりこむととても暖かく、手が思いのほか動かしやすかったのを覚えています。
この作品も江戸時代から作り継がれてきたもので、沢山の古作が残っています。
その多くは後ろの部分が口紐の付いた袋になっていて、この作品もまた古作の手法を踏襲しています。
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