ちりめん細工・あじさい袋
梅雨の時期が近づいてくると、鬱陶しい気分になることが多くなってきます。
そんな時、街中で見かける淡いブルーのアジサイを目にすると、何となく気分がスッキリすることがあります。
大きなほうの袋は、2cm四方の布を264枚繋ぎ合わせるそうで、聞いただけでも気が遠くなってしまいます。
なおかつこの作品の作者は、夏用の絽ちりめんを材料に使った懲りようです。
一つの作品を作るということは、私には想像もできないくらいの労力と拘りが詰まっているようです。
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ちりめん細工・風船袋のつるし飾り
5cmほどの小さな風船袋をつるし飾りにしました。
通常風船袋は無地のちりめんを組み合わせたほうがきれいだと思いますが、小さなものにはかえって少しだけ柄のちりめんを加えてほうが、何となく目の行き所が定まるような気がします。
この袋、ごく小さなものにもかかわらず、中にはちゃんと内袋も付いて、実際に物が入れられるようになっています。
松阪ちりめんお細工物の会会員さん達の合作ですが、つるし飾りにする場合には内袋は必要ないはずなのに、そこはそこで大きな拘りを持っておられるのでしょう。
形も通常の「おまんじゅうタイプ」の背が低いものから、少し縦長の形に仕上げてあるのも、つるし飾りにする時のバランスを考えたものと思われます。
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ちりめん細工・菱つなぎ袋
菱型の布をつなぎ合わせた小さな巾着です。
江戸時代末期から作られていた作品ですが、今までに拝見した沢山の菱つなぎ袋は、色の濃淡こそあれ同じような色の組み合わせで作られています。
特に決まったことではないとも思いますが、何かいわれがありそうです。
例えば鯉のぼりの吹流しの五色は、古代中国の「五行説」に由来するものと言われており、この袋の色の取り合わせも、何かいわれがあるのかもしれません。
想像だけで実際のことは分かりませんが、やっぱりちりめん細工作品の中では、謎の一つです。
菱つなぎ袋のような幾何学文様を組み合わせた袋の作り方について考えると、底や口べりの部分を最後にどうやってまとめて袋にするのか。
実際に作ることの出来無い人間にとっては、大きな謎の一つです。
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ちりめん細工・牡丹袋
牡丹の花はこのあたりでは峠を過ぎましたが、まだまだこれからという地方も多いはず。
花の中でもその大きさとあでやかさは、ひときわ目を惹きます。
春の代表的な花を巾着にした袋ですが、実際に物を入れることが出来るのは、花芯の部分だけ。昔のお嬢さんは琴爪入れに使ったそうです。
それにしても咲き競う牡丹は見事です。ことわざに言う「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」とは、いったいどんなに素敵な方だったのでしょう。
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