ちりめん細工・つばき袋
真冬の寂しい庭にひっそりと咲く椿の花。周りの庭木の色が無くなった濃い緑の中では、その存在はハッとするような美しさを感じさせてくれます。
椿は昔から庭木や茶花としても人気があっただけに、品種改良によってずいぶん沢山の種類が生み出されてきました。
このつばき袋は豪華な八重咲きの花を避けて、花弁が少し長めになっていても、一目で分かる素朴な一重咲きの椿の姿を美しく捉えています。
もっと華やかな椿を考えても作ることの出来る作者ですが、単純な中にも花弁の美しい丸みや形で椿を表現しかったに違いありません。
実は簡単そうに見える作品こそ、ちりめん細工の技量が問われる作品でもあります。
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ちりめん細工・創作の籠底巾着
巾着の口べりの下に七宝文様を配置して、それを被せるようにして作られています。
もちろん実用的な大きさですから、着物を着た時などに巾着として使うことが出来ます。
面白いのは被せるように作られた部分が、わずかにたるみを持って作られていて、全体にふっくらした感じに仕上げてあるところです。
底の部分の組目が方形になって少し堅く感じるので、上にふっくら感を持たせたのかもしれません。
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ちりめん細工・着物姿の押し絵の傘福
着物姿の押し絵の間に、小さな抱き猿をつるした傘福です。
着物姿の押し絵自体は昔から良く見かけることのある作品ですが、この着物姿は丈が少し短めながら、うまくバランスが取れた形になっています。
さらに着物の袖底は実にゆったりとした丸みが取ってあり、襟元の部分との調和が見事で、帯結びや帯締めが見える前の部分も、とても可愛らしく見えます。
抱き猿も帯を結んだように見せる工夫が施されて、着物をテーマにした傘福のまとめ方が見事です。
さらには全体の調和もうまく保たれていて、傘福本来の味わいがよく表現されています。
少し拡大した写真も加えます。
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ちりめん細工・すずめ袋とくくり猿のつるし飾り
すずめ袋とくくり猿を交互につるしたつるし飾りです。
小春日和の庭先にやって来て、チュンチュン鳴きながら餌をついばむ姿は、子供の時の記憶の中に残っています。
何となく微笑ましくのんびりした光景が、気分をゆったりさせてくれました。
最近では街中のすずめも少なくなったのか、余りその姿を見かけることがありません。晩秋の庭先もすこし寂しくなった気がします。
このすずめ袋はすずめの特徴をうまく捉えて、ちょっとふっくら目の姿がなんとも愛らしく出来上がっています。
厄除け、魔除けのくくり猿とのコラボもいかにもシンプルで、主たるすずめを盛り上げているようです。
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