急に冷え込んでまいりましたが、皆様方お元気でお過ごしでしょうか。今年も来年の十二支作品をご紹介する時期になってまいりました。
来年の十二支申(猿)は「災いが去る」という言葉になぞらえたり、わが国では庚申(こうしん)信仰など、民間信仰の対象としても人間の生活と密接な関係を築いてきました。
一方ちりめん細工の世界においても、猿を原形にしたボディーを使った作品は数え出せばいとまがありません。たとえば古作の笛吹き童子、高砂、舞猿などなど…..。
そして雛人形の原形といわれるお人形も、実はこのちりめん細工の猿を模したボディーと同じような形をしています。いや、ちりめん細工の人形の多くも、雛人形の原形を模したといったほうが間違いありません。
もっとも猿の仲間にはわれわれ人間と祖先を同じくするものがあるということですから、お人形のボディーとして猿が使われていたとしても至極当然のことかもしれません。
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