ちりめん細工・這い子人形袋
ちりめん細工這い子人形袋の二つ目のパターンです。
これも古作に見受けることのできる作品ですが、袖がついたきものを着て円筒形のボディーになっています。
子供のしぐさがいかにもよく伝わってくる作品で、単純な形ながら子供の姿にも品格が現れています。
顔を少し上げ気味の姿は、なんとも愛くるしい表情を見せてくれ、ちりめん細工のたまらない魅力を伝えてくれる作品の一つです。
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ちりめん細工・すずめ袋
かつて農家の庭先では稲の収穫が終わって脱穀が始まると、こぼれた籾をスズメがついばむ姿が、一般的な秋の風景であったような記憶が残っています。
最近ではコンバインで刈入れから脱穀、籾すりまでを行ってしまいますから、このような風景を見ることはできなくなってしまいました。
ちりめん細工のすずめ袋は、同じ鳥をモチーフにしたウグイスやハトなどと同じように、いかにもスズメという特徴が良く表現されています。
細かい部分を見ていても、何がどう違ってスズメになるのかよく分かりません。
最初に考えた人の観察力はたいした物で、それをまた作品に仕上げるセンスは、日本の伝統手芸の真骨頂と言っても過言ではありません。
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ちりめん細工・這い子人形袋
皆様方の中にも這い子人形を見て、その可愛らしさ、愛くるしさに惹かれ、ちりめん細工のファンになった方も多いことと思います。
私自身も例外ではなく、可愛らしさに加えて、その作品の製作過程の奥深さにも感動いたしました。
古作の中にもたくさんの作品を見ることができますから、昔も今もお子さんの可愛らしいしぐさを映した這い子は、お母さんにとっても格別のものであったに間違いありません。
ずっと古作を拝見していると這い子にはさまざまな形のものがある中で、、主に二種類ほどの形に分類することができるように思われます。
寝そべって人形の形をしたもの、そしてこの作品のように上が袋になっているものです。
自分なりに整理するために、この袋になっているものを這い子人形袋、袋になっていないものを這い子人形と区別して呼ぶことにしています。
いずれにしてもちりめん細工の中でも、もっとも可愛らしい作品の一つです。
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ちりめん細工・うさぎ人形
そろそろ中秋の名月が近づいてきました。今年は9月27日に当たるようです。
私はどうも短絡的なところがあって、月と言えばうさぎに行き着きます。世の中には月と言えば「スッポン」と答える人も多いそうですが…..。
月を見ていると暗い部分はやっぱりうさぎに見えてしまいますから、単純な連想もいたし方がないのかもしれません。
そして月見のお飾りは、ススキに月見団子が一般的。ところが昔は芋を供えていたそうで、いつ頃から芋の代わりに月見団子になったのかよく分かりません。
もっとも今でもサトイモの形をしたお団子を備える地方もあるそうですから、古来の名残はちゃんと残っています。
ちりめん細工のうさぎ人形も、一緒にお月見をさせてあげれば、きっと喜んでくれることでしょう。
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