ちりめん細工・竹巾着
見るからに竹の葉の形をした巾着です。7月11日にご紹介した松巾着ともども、おめでたい作品の一つです。
それはさておき、昨日は土用の丑の日。丑の日と来るとやっぱり「うなぎ」。
こういった巾着にも松・竹・梅とあるわけですから、ついつい連想してしまうのがうなぎやさんのメニュー。うな丼、うな重のメニューには、なぜか松竹梅(まつ・たけ・うめ)の順に並んでいます。いったいこれはなぜなのでしょうか。
一般的には松が一番高級で、梅が私のような人間がいただけるクラスです。ところがある時、いつもの調子で何も見ずに「梅」を頼んだところ、何と!一番の高級品が出てきました。
世の中いろいろあって、固定概念で済ませてしまうと、とんでもない間違いを起こしてしまうようです。
まったく余計な話になってしまいましたが、ついでにもう一つ。今年は8月5日も土用の丑の日。うなぎをいただく口実がもう一日あることをお忘れなく!
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ちりめん細工・朝顔袋
かつては夏の軒先の定番だったアサガオも、最近ではあまり見かけなくなってしまいました。
けっこう添え木など作る手間もたいへんでしょうから、忙しい時代にそぐわなくなってしまうのも、いたし方のないことなのでしょう。
加賀の千代女の有名な句、「朝顔につるべ取られてもらい水」は、ことのほか夏の朝の情景を端的に現した名作です。
「つるべ」を見たことのない人がほとんどになってしまった今の時代には、あまりピンとこない句かもしれません。
朝顔のつるがつるべに巻きついてかわいそうなので、近くに水をもらいに行ったなんて、いかにも風流を楽しんだ時代の情景描写ですね。
暑い日に外から戻った時など、玄関先に飾られた朝顔袋が目に入れば、ひとときのヒンヤリ感が味わえそうです。
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ちりめん細工・松巾着
松の枝をかたどった、ちりめん細工の巾着です。
こやって写真にしてみるととても地味な作品ですが、周囲のひだの付け方、左右の形のバランスなどがとてもとりにくいようで、見た目ほど簡単に作れる作品ではないようです。
古作を拝見してもこの松巾着に加えて、竹巾着とが対になっているものもたくさん拝見していますから、松と竹はつき物で、おめでたい時のお祝いなどに贈ったことも想像できます。
一般的には「松竹梅」というおめでたの代名詞のような言葉もあって、本来は松巾着、竹巾着、梅巾着がセットになっていても不思議ではありませんが、今まで3つがセットになっているものを見たことがありません。
もっとも古作にも梅巾着がちゃんと存在していますから、もしかするとこの3つをセットにしてお祝いの贈り物などに使っていたかもしれません。
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ちりめん細工・蓮(はす)袋
そろそろ蓮の花の季節になってきました。
泥水の中から清らかな花を咲かせるハスは、仏教の世界とも深いつながりがあって、たとえば如来様の台座はハスの花をかたどってあります。
それだけハスの花は高貴なものと考えてもいいのでしょう。
ハスの花は早朝に咲き、夕方には花を閉じてしまいます。
この作品は咲き始めのハスの花を模したようで、まだ開ききっていない花の様子がうかがえます。
あまりきれいとはいえない水の中に咲くハスは、それだけに余計美しさが加わって、大きな緑の葉と共に見事なコントラストを演出してくれます。
大きく開いた大輪の花も見事ですが、開き始めのハスの花もやさしく可憐でいいものですね。
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