ちりめん細工・にわとり袋(鶏袋)
つがいのオスとメスが仲良く並んでいるにわとり袋。かたちは様々なれど古作にもたくさん登場する作品です。
姿かたちがいかにも「にわとり」にピッタリで、しかも鶏冠(とさか)などが何となくニワトリを髣髴させてくれます。(大げさですね)
世界中にニワトリの仲間がどれほど存在するか分かりませんが、わが国ではその泣き声が「コケコッコー」、英語圏の国では「クックドゥードゥルドゥー」、フランス語では「ココリコ」と発音されて、家畜としてのニワトリは世界中で愛されていると思われます。
江戸時代に古作を作り始められて頃に、まさかこんなことを考えていた女性はいなかったと思われるだけに、姿かたちが同じようでも世界中でニワトリの泣き声が違うことを知ったら、当時の女性たちは腰を抜かすほど驚いたに違いありません。
この作品、形を整えるのが大変そうで、バランスよく作るのはかなり難しいようです。
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