ちりめん細工・薔薇(バラ)巾着
この地方ではボタンの花も終わってしまいましたが、まだまだこれからがきれいという地方もあろうかと思います。
見た目は台の周囲にひだで縁飾りを付け、つまみでボタンの花をあしらった壁飾りのように見えるのですが、実は裏側が巾着になっています。
そして紐はもちろん巾着の口を絞るためのもの。腰からぶら下げるためのものではありません。
たいして大きなものを入れることはできませんが、大切なお守りやお小遣いを入れたと思われます。
こういった巾着類は古くからいろいろな種類のものが作られて、古作の中にもたくさん見ることができ、その意匠も様々です。
考えてみるとかつてお守り札などを入れていた巾着類も、今の時代には紐を利用してインテリアにも早変わり。
実用と飾りを兼ねたちりめん細工の作品は、こんなところにもたくさんの魅力が詰まっています。
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