ちりめん細工・梅と鶯のつるし飾り
毎日寒い日が続きますが、お正月が終わったばかりだと言うのに、明日からもう2月。
暖かい地方からはそろそろ梅の便りも聞こえてきそうな季節になりました。
梅の袋と鶯袋と七宝手まりでつくったつるし飾りは、浅春を待ちわびる季節にはぴったりですね。
梅にウグイスというと「つき物」の一つですが、まさか花札を連想してしまうという方はいらっしゃらないでしょうね。(笑)
しかし実際には梅に止まる鳥は、ウグイスよりメジロのほうが多いのではないでしょうか。
恥ずかしながらこの年になっても、梅に止まったのはメジロしか見たことがありません。ウグイスはあまりきれいな色ではなく、メジロのほうが色もずっときれいで、よく似ていますから見間違えてしまいますよ。
「梅にメジロ」といったほうがぴったりかもしれません。
早く暖かい季節がやってくるといいですね。
少し拡大した写真も掲載します。
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ちりめん細工・雛人形(お雛様)
まだまだ寒い日が続きますが、そろそろひな祭りが恋しい季節になってきました。
雛人形を販売するお店ではお飾りなどもいっぱい展示されて、まるで桃の節句を今か今かと待ちわびているかのようです。
このお雛様は装束を加えると20cm以上にもなろうかという、ちりめん細工の世界ではかなり大きな作品です。
お雛様もお内裏様も平安時代の貴族を思わせる高貴なお顔立ちで、しかも優しい中にも凛とした雰囲気が伝わってきます。
いつもの通り顔も綿を詰めただけで作られていて、どうすればこのようなお顔が出来上がるのかは、私にはさっぱり分からない世界。
出来上がるまでの苦労は大変なものだと想像されますが、完成したときの喜びと満足感は大変なものかも知れません。
お雛様とお内裏様の少し大きめの写真も加えさせていただきます。
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ちりめん細工・椿袋
私にとって椿はやっぱり真冬の花。
まわりを常緑樹の深い緑に覆われたお寺などにひっそりと咲く椿は、寂しげな雰囲気の中にもその鮮やかな色彩を主張しているように見えます。
ましてや苔むした地面にポトリと落ちた一輪の花でもあれば、それはそれは想像するだけでもゾクッとするような光景を作り出してくれます。
もともと椿も種類の多い花のようで、花の色はもちろんのこと花弁や花芯の違いを含めて、さまざまな色や形を楽しむことができます。
ちりめん細工の椿も、少し花弁の形を変えるだけでも、また違った雰囲気を味わえる作品のひとつで、多くのバリエーションを楽しむことができます。
もっとも「少し花弁の形を変える」と私は簡単に言っていますが、実際に形を変えて作品を作ると言うことは、そんなに簡単なことではなさそうです。
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ちりめん細工・春駒袋
年始のご挨拶が遅くなってしまいました。
本年もこのブログをご愛読賜りますようお願いいたしますと共に、皆様方にとって前途羊羊(洋々)の年になりますようお祈りいたします。
このところお正月のトップバッターは、ついついこの春駒袋を起用しております。
この凛としながらも優しいまなざしと、早春の野原を駆ける若駒のすがすがしい姿を想像すると、いかにも新春の作品にぴったりと言う気がしてなりません。
年をとるに従いこういう若々しい表情を持つ作品には、ついつい心を惹かれてしまいます。
古作の中にもたくさん見ることのできる春駒ですが、目の表情ひとつでずいぶん印象の変わる作品のひとつでもあります。
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