ちりめん細工・きつね袋
古作にもたくさん見ることのできる、キツネをモチーフにしたちりめん細工の作品。
どれも目が優しく薄く描かれていて、普段私たちが考えているキツネのイメージとは少し違った感じがします。
そして耳もどちらかというと垂れているものが多く、ピンと立ったものを余り見かけません。優しい雰囲気を持っています。
キツネを妖怪や精霊と考える国は多くあるようですが、わが国では文化や信仰の中に密接に関わり、いたずら好きの動物とらえられる反面、人々の信仰の中にも生きている不思議な動物です。
そして食べ物に始まっての日本中の民話や俗言の中にも現れ、文学や歌舞伎、狂言にまで登場するキツネは、日本人と切っても切れない縁と親しみがあるんですね。
ちりめん細工のきつね袋もそんな環境から生まれてきたことを考えると、優しくおっとりした表情であるのも、何となく納得できるかもしれません。
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