ちりめん細工・這い子人形
みんなが大好きな這い子人形。ちょこんと右足を上げた姿が、なんともおてんばそうでとても可愛らしい表情を見せてくれます。
這い子人形には色々な種類があって、袋になっているもの、お人形のものなどなどそのバリエーションは数え切れません。
でもみんな可愛らしくて、どれもちりめん細工の定番中の定番。
古作の中にもたくさんの作品を見ることができ、そしてその種類もまったくさまざまです。
たぶんお子様やお孫様の普段のしぐさや様子を作品に写したものと考えますが、昔も今も子供の姿をうまく捉えた作品は、人の心をひきつけて離しません。
楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
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ちりめん細工・柿袋
朝夕はめっきり涼しくなってきました。というより寒くなったと言ったほうがいいかもしれません。
いよいよそこまで本格的な秋がやって来ているようです。
自然の中はまだまだ夏の名残が幅を利かせていますが、ところどころで見かける柿の実は徐々に色合いが増して、こんなところにも本格的な秋の訪れが感じられますね。
ちりめん細工の柿袋は、秋の豊作を願うかのように、くくり猿がお尻の所に乗っかっています。
何となく柿だけでは物足りない部分にくくり猿を乗せ、季節感の演出と共に、私には収穫の無事を祈るお守りのように見えてきます。
アイデア一つで作品に色々な演出が加えられるところにも、ちりめん細工の楽しみが詰まっているようです。
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ちりめん細工・白い犬
1012年松阪ちりめんお細工物の会作品展の合作「お正月風景」の中で、庭先の縁台の上にちょこんと座っていた白い犬です。
少し眠いのか目を細めて今にもウトウトしそうな表情が、何ともいえなく可愛らしいのです。
さすがにちりめん細工の作品だけあって、犬の種類は和犬の紀州犬のようにも見えますが、さてどんな犬を想像して作られたものでしょうか。
この作者のつくる犬は顔だけでなく、ボディーの表情もたいへん豊かで、犬好きにはたまらない魅力です。
最も犬だけではなく、他の作品もたいへん美しく仕上げておられますので、犬だけが得意であるということではありません。
日当たりのいい廊下で気持ち良さそうに居眠りする犬の姿を見かける季節も、寒さが加わってくると共にもうそこまで近づいてきています。
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ちりめん細工・うさぎ
9月8日は中秋の名月。月といえばうさぎ、という連想をするのは多分私だけではないと思います。
ある時月といえば?と問いかけられて、「スッポン」などという答えを返したことがあります。
私は風流をたしなむ人間だと自分では思っておりますが、いくら考え事をしていたとはいえ、こういうレスポンスは風流を楽しむわが国の伝統を台無しにするものです。(苦笑)
昔から日本でもお月見、観月にはお団子やススキを飾り、名月を愛でる風習がありますが、平安時代には貴族も大きな宴を催したとか。
また曇り空や雨でお月様が見えないときにも、無月、雨月とか呼んで、月が見えないながらもあたかも月が出ているような風情を楽しんできました。
さて今年は天候不順ということもあって気がかりですが、無事中秋の名月を愛でることができますしょうか。
おっと、肝心の作品の講釈をすっかり忘れてしまいました。作者の方、ごめんなさい。。
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