小さな正方形の布を繋ぎ合わせた市松つなぎ袋。
見れば単純な造形なのに、私自身の好みか、このシンプルさの中に大きな魅力を感じる作品です。
そして無地と柄の部分の取り合わせによっては、さまざまな雰囲気を創出することのできる面白さを秘めています。
柄の部分をよくご覧いただくと、波頭の文様の部分は色違いになっています。
江戸小紋の伝統工芸士のかたに無理を申しあげ、弊社200番台のちりめんに染めていただいたものです。
しかしすでに他界されて、面倒でお金にならない仕事を引き受けてくださる方もなくなってしまいました。
ちりめん細工の可能性を広げるきれを染めてくださる貴重な方を失い、まことに残念でなりません。
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