雛人形の脇飾りに使われていた犬筥です。
江戸時代の雛飾りでは見かけることが多いのですが、昭和に入ってからの雛飾りではあまり見ることができません。
ところが最近の雛飾りにはこの犬筥を加えた飾りを見かけるようになりましたから、つるし飾りと同じでこれもちりめん細工復活の影響なのでしょうか。
犬筥はもともとは神社などの狛犬をヒントにつくられた、一種のお守りと考えられます。
加えて女の子の節句に子宝と安産に恵まれることを願うと共に、健やかな生長を祈るシンボルのようなお飾りです。
それにしてもこの顔の目鼻口は愛嬌たっぷりで、見飽きることの無い作品です。
■□■□ 松阪ちりめんお細工物の会 作品展 ご案内 ■□■□
□日時:3月8日(土)→3月13日(木) 10:00→17:00
□場所:松阪市白粉町527番地1 優遊館 TLL:0598-21-3533
(本年より会場場所が変更になります。ご注意ください)
※3月12日(水)、13日(木)は休まず営業
作品展の詳細は下のバナーをクリックしてご覧いただけます。
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