子供の頃には稲刈りが終わってしばらくすると、農家の庭先では脱穀機(古いですね)からこぼれた籾殻や小米を、スズメがおいしそうについばんでいたのを思い出します。
今ではほとんど見ることができなくなってしまった光景です。スズメの数も少なくなってしまったのか、住宅地でも余り見かけなくなってしまいました。
このちりめん細工のすずめ袋は、はと袋やうぐいす袋とはまた違った表情で、いかにも「スズメ」という雰囲気を持っています。
動物などを模したちりめん細工作品は、その特徴や表情を実にうまく捉えていて、まさに造形の妙といえるでしょう。
そして赤やら白など、実際には存在しないような体の色を使って、想像をたくましくしながら作品を作る醍醐味をも提供してくれます。
しかし、世界中を探せばこんなスズメがいるかもしれませんので、あながち空想上のスズメとは言い切れないところもありますね。
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