ちりめん細工の七宝袋は、匹田絞りを材料に使うと、ふくらみが出て立体感が増した作品に仕上がります。
また赤と黒のコントラストは、何となく「血が騒ぐ」色の組み合わせで、作品作りの情熱まで伝わってくるような感じがします。
もともと七宝とは、仏教の経典に説かれる7種の宝石のこと。
文様関係の書籍によると、七宝文様とは同じ直径の円を円周の四分の一ずつ重ねてゆく文様で、四方が連続しているので「四方」から転じて仏教の七宝(金・銀・瑠璃・瑪瑙・玻璃・珊瑚)の名がついたと解説されています。
ほかの色の組み合わせでつくって見たらどうかとも思うのですが、やはり赤黒の組み合わせは、他にない強烈なインパクトを与えてくれるようです。
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