このところ暑いですね。皆様お元気でいらっしゃいますか?
かつては定番の、上が朝顔形になった金魚鉢に金魚を入れて縁側に置き、うちわでゆったり扇ぎながら眺めて涼をとるというのが、風情のある夏のすごし方でした。
しかし今の時代の暑さはその当時と比べ物にならず、きれいな水槽に金魚を入れて、クーラーを効かせて過ごすのが一般的。
それでも金魚は夏には欠かせないペットの一つです。
ちりめん細工の金魚袋は以外に難しい作品のようで、そのせいか形を整えること自体もたいへんだということです。
目のつけ方一つで、でめきんやいろいろな種類の金魚なったりで、姿表情の出し方に事欠きません。
そんなところにもちりめん細工の楽しさ、奥深さが潜んでいるのかも知れません。
金魚袋は今年の「松阪ちりめんお細工物の会作品展」では、ほおずき袋と共に夏を表現する作品の一つにもなっています。
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