つい先日師走に入ったかと思っていたら、もう今日は12月8日。
この月だけは時間の経過スピードが、いつもより格段に速く感じてしまいます。
そしてまた、毎年恒例の十二支をご紹介する時期になりました。
来年の干支は「巳」。巳といえば蛇ですから、何となく難しそうなお顔がどのように出来るか、楽しみにしながらも少々心配でした。
出来上がってみると古典の基本を残しつつも、ちょっとお茶目で現代的な雰囲気を持ち合わせた作品が出来上がりました。
もっとも毎度のごとく制作までのご苦労は私には分からないものの、随分な時間をかけて考えたに違いありません。
ところで頭の飾りになっている組紐の結び方はつゆ結びと言い、別名「蛇結び」、英語ではSnake Knotとも呼ばれているようです。
一説によると蛇の鱗に見えるので、こういう呼称もあるということですが、確かなところは分かりません。
こんなところにも作ることも出来ない講釈専門の人間が、文章のネタを考えやすいような配慮がなされていて、講釈師にとってはまことにありがたい限りです。
最も作者はそんなことを考えて、この作品を作ってくれたかどうかは全く定かではありませんが…..。
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