これは果たして「巾着」と言っていいのでしょうか。
五角形の窓の開いた枠があって、内側に円筒状の物を入れる部分が付いています。
その円筒部には浮世絵風の押し絵が施され、その部分はくるくる回るようになっていて、どこからでも押し絵が見えるようになっています。
確か古作の中でもこのような作品を見たことがあるようなのですが、全く同じような仕組みではなかったような気がします。
そして底を見てみると…..。
何と底にも押し絵があり、円筒が上げ底のようになっている凝りよう。
アイデアもさることながら、とにかく作品作りに全身全霊を傾けられた力作だと思われます。
作者のご努力には心より敬意を表します。
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