ちりめん細工・創作押し絵の巾着
これは果たして「巾着」と言っていいのでしょうか。
五角形の窓の開いた枠があって、内側に円筒状の物を入れる部分が付いています。
その円筒部には浮世絵風の押し絵が施され、その部分はくるくる回るようになっていて、どこからでも押し絵が見えるようになっています。
確か古作の中でもこのような作品を見たことがあるようなのですが、全く同じような仕組みではなかったような気がします。
そして底を見てみると…..。
ちりめん細工・創作押し絵の巾着
何と底にも押し絵があり、円筒が上げ底のようになっている凝りよう。
アイデアもさることながら、とにかく作品作りに全身全霊を傾けられた力作だと思われます。
作者のご努力には心より敬意を表します。
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ちりめん細工・掻巻き人形袋
晩秋ともなると季節は正直なもので、特に朝晩はめっきり冷え込む日が多くなってきました。
こういう季節になるとやっぱり暖かそうな掻巻きにくるまった、掻巻き人形袋をご紹介したくなります。
この「掻巻き」とういう寝具を、実際にご存知の方も少なくなってしまったかと思いますが、私の母方の祖父はこれを一時期愛用していたのを覚えています。
袖に手を入れて肩まですっぽりかぶることの出来る掻巻きは、実に暖かそうに見えました。
もしかすると今の時代にも、羽毛版掻巻きなどがあるかも知れません。あれば使ってみたいですね。
この作品もまた写真にするには結構難しく、お顔が隠れてしまったりすると、せっかくの作品が台無しになってしまいます。
といって、顔が上に向いていたりするといかにも不自然な感じがしますから、少しだけでも横を向いていてくれると、たいへんありがたいのですが…..。
作者の苦労を知らない講釈師は、またまた適当なことを言ってしまいます。
ごめんなさい。
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ちりめん細工・這い子人形袋
10月20日の作品紹介で、這い子には基本的に3種類のものがあると申し上げましたが、これはそのうちの一つ。
胴の上の部分に口べりがあり、内袋つきになっています。
この作品の面白さは、やはり顔の表情や頭の向きによって、随分変わった雰囲気が作り出せることです。
嬉しそうな顔、ちょっと恥じらいのある表情などには、見ていても飽きない楽しさを持っています。
作品によって違った表情が楽しめ、古作の中でも代表的作品として、今も人気の高い作品の一つです。
>>10月20日に紹介した作品はこちら
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ちりめん細工・笛吹き童子
11月になって、急に冷え込みが厳しくなってきました。
そして北風が強く吹く頃になるとちりめん細工の笛吹き童子が目に浮かび、ついついこの時期にご紹介したくなってしまいます。
笛吹き童子そのものが、木枯らしの季節のものであるかどうかは分かりませんが…..。
この作品のボディーは「猿」で出来ています。実はちりめん細工作品の中には、同じように猿をボディーとして使ったものが多く、ボディーの基本の一つにもなっています。
皆様方は「雛人形」の原型がどんなものであったかご存知の方も多いと思いますが、歴史上で知りうる「雛人形」の原型の中の一つとして、まさにこの猿(さるぼぼ)もその一つと考えられています。
これは這子(ほうこ)とも言われ、そういう意味では這い子(はいこ)もこのさるぼぼからの延長であるかもしれません。
以前にも笛吹き童子をご紹介していますのでご覧ください。
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