風船袋と少し大きめのくくり猿を組み合わせたつるし飾りです。
つるし飾りに使う作品や数には諸説があるようですが、どれが正しいということは出来ず、古作を拝見していると、この数や作品の種類はさまざまです。
節句などのときに飾りとして使われてきたものであって、要は子供の健やかな成長や家内安全を願ったものであるというのが通説です。
松阪ちりめんお細工物の会では、人生五十年といわれた時代に、その年まで生きることを願って、50個の作品をつるすという古作の考え方から、一本の紐に七つの作品、真ん中に一個を下げておられる方が多いと思います。
しかし余りこだわることは無く、今の時代には作品の目的さえしっかりしていれば、特に数や作品の種類に拘ることもないのでは、とも考えます。
風船袋自体の彩りも魅力的ですが、厄除け祈願のくくり猿も同じ丸い形ですから、見ていてたいへん落ち着いた雰囲気が感じれれます。
以前にももう一つ風船袋のつるし飾りをご紹介しています。
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