ちりめん細工・姉様人形
「あねさま」とはもともと花嫁や若い女性をさす言葉です。
したがって市松人形は子供で、この姉様人形はおとなの女性ということになります。
この作品を見ると作者の個性によって、首のかしげ方と着物の裾の開き具合に随分特徴があるように思います。
いろいろな方に聞いてみたところ、「その時の気分よ」ということで、作者の個性によるものではないかもしれません。
それにしても江戸時代に縮緬和紙で作り始められた着せ替え人形が、どうしてこんなにすらりとした姿であるのか、これまた私にとって不思議の一つです。
以前にご紹介した作品に、姉様人形の講釈は山ほど記載していますので、ぜひご覧ください。
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楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
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松阪ちりめんお細工物の会ホームページへもどうぞ。
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ちりめん細工・這い子人形
ちりめん細工の這い子には基本的に3種類のものがあります。
これは上に内袋の口べりがない作品です。
這い子人形はちりめん細工の作品の中でも、最も人気の高い作品の一つ。
見れば見るほど愛くるしい顔の表情と、ちょっとつま先を上げたしぐさは何ともかわいいものです。
這い子の顔は特にうなだれているわけではなさそうですが、下を向いているものが多く、こうやってちょっと横を向いてくれると、写真を撮る者にとってはまことにありがたい限りです。
背景に濃い黄色を使ったために、黄色が顔に映り込んでしまいました。
ほかの2種類の這い子人形袋は下のリンクでご紹介しています。
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ちりめん細工・びっくり袋
いつも少しおふざけが好きでちゃめっけのあるお嬢さんが、何の変哲もない袋を作りました。
目立たないというか、むしろ”やぼったい”といったほうがいいかもしれません。(作者さん失礼)
ちりめん細工・びっくり袋
このお嬢さん、ある時お裁縫のお稽古の場に持って行って、ほかの生徒さんたちがいる前で先生の前に置きました。
お嬢:先生、残った布で袋を作ってきました。ちょっとご覧いただけますでしょうか?
先生:何でしょう。巾着ですね。それでは拝見。
先生は紐を解いて中を見て、少々驚いた様子。
で、袋をあけてみると、
先生:何ですかこれ? ああビックリした!
ということでこの袋はびっくり袋と名づけられたそうな。
もちろんほんとうの話ではありませんが、いかにも日本人の冗談心を最大限に表現した古作だと思っています。
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ちりめん細工・風船袋のつるし飾り
風船袋と少し大きめのくくり猿を組み合わせたつるし飾りです。
つるし飾りに使う作品や数には諸説があるようですが、どれが正しいということは出来ず、古作を拝見していると、この数や作品の種類はさまざまです。
節句などのときに飾りとして使われてきたものであって、要は子供の健やかな成長や家内安全を願ったものであるというのが通説です。
松阪ちりめんお細工物の会では、人生五十年といわれた時代に、その年まで生きることを願って、50個の作品をつるすという古作の考え方から、一本の紐に七つの作品、真ん中に一個を下げておられる方が多いと思います。
しかし余りこだわることは無く、今の時代には作品の目的さえしっかりしていれば、特に数や作品の種類に拘ることもないのでは、とも考えます。
風船袋自体の彩りも魅力的ですが、厄除け祈願のくくり猿も同じ丸い形ですから、見ていてたいへん落ち着いた雰囲気が感じれれます。
以前にももう一つ風船袋のつるし飾りをご紹介しています。
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