お正月が終わると、ちりめん細工の世界でももう雛まつりが近づいてきます。
最近は昔からの古典的なお雛様もあれば、超現代的なキャラクターお雛様などもお店に飾られていて、ちょっとビックリ仰天の時代になりました。
このちりめん細工の子供雛は、古典的要素と現代的感覚を取り入れた作品のように思われます。
髪の毛の長さ形や、目の表情などでも、随分雰囲気の違ったお雛様が出来上がります。
子供雛は今までにもたくさんの作品を拝見してきましたが、最も表情が変わる要素は顔の向きだと思います。
下向きの顔には恥じらいとつつましさを感じ、少しまっすぐ前を向いた顔には、物おじしない現代っ子の姿を見ているような思いです。
下の部分が袋になっていますから、本来は「子供雛袋」と言うべきかもしれません。
いずれにしても楽しい作品の一つです。
■□■□ 松阪ちりめんお細工物の会 作品展 ご案内 ■□■□
□日時:3月3日(土)→3月11日(日) 10:00→18:00
□場所:松阪市湊町196 優遊館きもの大藤
期間中半日体験コーナーを毎日開催。お早めにお申し込みください。
※3月8日(木)は休まず営業
楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
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