世の中には本当にたくさんのちりめん細工の題材が”ころがって”(失礼)いるもので、この作品の形は、何かの食べ物のような形をしていると思いませんか。
そう、油揚げの巾着煮を連想してしまいます。
作者が巾着煮をヒントに作られたかどうかも、まったく定かではありませんが…..。
もっとも私が作者の苦労も知らずに、筋違いなことを考えているだけかも知れません。
この小さな巾着を作るには、相当の試行錯誤と根気の結晶があってこそ出来上がったと想像しています。
彩の妙、柄の使い方などを拝見すると、古作にはない少し近代的な雰囲気も感じられます。
ちりめん細工の世界はやっぱり奥深いもので、一つの作品を作り出すまでには、まさに”執念”のような思い入れが必要なのかも知れません。
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