名前の通り茶壷を模した、ちりめん細工の作品です。
小さい巾着類は、お守りや大切なものを入れたりする、実用的な小袋として作られていたと思われます。
この茶壷巾着は色々な巾着類の中でも、形が地味で余り目立った存在ではありません。
しかし形を整えてうまく作るには、かなり難しい作品のようで、松阪ちりめんお細工物の会講習会でも、5年目の作品に取り上げられています。
とくに中心部にどんな柄を配置するかが、見た目の楽しさをより盛り上げてくれるようです。
この作品の場合には雀の尾の部分が配置され、良く見てもなかなか分かりにくいところが、おおきな「ミソ」のようです。
茶壷巾着についての別の作品紹介と講釈については、こちらでもご紹介しています。
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