お盆の時期になると、ついついホオズキを思い出します。
最も関東の方にとっては、7月初旬の浅草浅草寺のほおずき市が印象深いかと思いますが…..。
ホオズキは実がなり始めてから落ちるまで、実に多彩な表情を見せてくれます。
淡い緑に始まって上の方から色づき始め、見事な朱色になって、最後には表皮がとれて網目状の殻が残って、中の赤い実が透けて見えるまで楽しむことができます。
この多彩な表情をちりめん細工で表現したのが、このほおずき袋です。
若い実と完熟直前の実を、うまく作品にしていただきました。
この2個の作品も、同じ絽ちりめんで作られており、同じ茎から育った一体感がより強く感じれれます。
こういうところも作品作りの妙がありそうですが、うまく使える古布に出会うチャンスがないと、こんなにうまくはいかないようです。
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