お雛様の季節にはまだ少し早いのですが、松阪ちりめんお細工物の会の教室では、11月にお稽古をしています。
この作品はお内裏様です。
作者には誠に失礼ですが、最初に拝見したときにはちょっと驚きました。
近寄ってみると目が大きく、しかも大きな糸玉になっています。
普通はもう少し小さな目にするところですが、かなり大きな目で、しかも飛び出しそうな付け方です。
しかし何度も見ているうちに、まことに愛嬌があってとてもかわいらしく、ついつい引き込まれてしまいました。
日本人の目はこの50年間の間に、いつの間にかアニメのキャラクターの目のように、まん丸のクリッとした形が増えてきました。
ちりめん細工の作品も古典の技に裏付けながらも、時代の流れに沿った作品が生まれてきても当然のことかもしれません。
とにかく魅力的な目で、しかもかわいらしいお顔です。
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